いい仕事 事例投稿
私たちはどこに向かって仕事をしているのか??
どんな仕事がめぐみ会のビジョンにマッチしているのか?
普段みなさんがしている仕事を通して実感したい、そんな思いで始めたのが、”いい仕事 事例収集”です。
私たちは”めぐみ会”という組織の構成員です。
組織とは、同じ目標を持った個人や小集団であり、成果を出す組織には必ず明確な目標があります。
全国制覇を全員の目標にしているチームと、野球を楽しみたい人や地区大会出ることを目標にしている人が集まるチームでは、どちらが先に甲子園に行くことができるでしょうか?
目標には行き先を示す役割があります。行き先が分からなかったりバラバラな組織は成果を出すことができません。
いい仕事事例収集の目的は、まず私たちのビジョンを共有することです。
では、どのような仕事をすることがめぐみ会の目標を達成するための具体的な行動と言えるのでしょうか?
実はみなさんの仕事の多くは、めぐみ会のビジョンを達成するためのいい仕事なのです。
ただ私たちはそのことを実感することがあまりありません。
いい仕事事例収集は、他薦による身の周りの好事例を集め、みなさんに紹介することで”いい仕事”を知っていただく事、そして私たちが一つの目標に向かうチームであることを知っていただくことを目的として、2024年4月からかしの木とくろすで始められた取り組みです。
2024年4月から2025年3月末までの間に245件のいい仕事が投稿され、24の月間MVPから2つの年間MVPが決定しました!
かしの木ケアセンター 年間MVP
4月
牛安澤 弓枝さん かしの木ケアワーカー
いい仕事内容
飾り付けを発想、定着させ、施設に季節感を取り入れてくれました。またその活動は第三者評価でも良い評価を受けました。それは人々の幸せを実現する専門職としての行動、施設利用者が安心して、健康で文化的な生活を送ることができるようケアの提供となる”いい仕事”でした。
いい仕事 選考理由
入所施設の中ではあまり感じることができない季節の移り変わりを、館内の装飾で感じてもらいたい、と行動化し継続できたことが高く評価されました。利用者のしあわせを願い、形にできた専門職としての行動はかしの木ケアセンターの役割を果たし、地域と共に歩み、地域の福祉を担うめぐみ会の理念達成にもつながるいい仕事であったため、年間MVPに選出されました。
受賞者より
この活動のきっかけは、利用者の皆さんに施設内で少しでも季節を感じて生活できないかと、当時の上司に相談し一緒に館内の飾り付けを考えようと声をかけてもらったのが始まりです。
継続していくのは大変でしたが、飾り付けを交換していると利用者さん・同僚から「何するの?」「今月は?」と楽しみにしてくれているのが感じられ励みになっていました。また、面会に来所されたご家族の方から「かしの木に来るたびに飾り付けが変わっているから見るのが楽しみになってるよ」と直接聞いた時は本当に嬉しかったです。
そして、毎年恒例となっている、クリスマスのイルミネーションをかしの木ケアセンターの利用者さんだけでなく、より多くの人に見てもらえるようにしていきたいとも思っています。
飾り付けの活動を一緒にやってくれる仲間・見守ってくれる上司がいる事が心強いです。また、こういう活動の大切さ・達成感・喜びを後輩たちに伝えていくのが私の役割りだと感じているので、まだまだ頑張りたいと思います
- ミッション
より多くの人々が幸せを感じることのできる地域をつくる
- ビジョン
地域と共に歩み 地域の福祉を担います
- バリュー
・法令を遵守し、誰からも信頼される組織であること
・利用者の尊厳を守り、自分らしさを実現すること
・人々の幸せを実現する専門職であること
法人理念の達成のため、それぞれが担う役割
【かしの木の役割】
・施設利用者が安心して、健康で文化的な生活を送ることができるようなケアの提供
・施設利用者の特性に合わせた活動の提供によって可能性を伸ばすことができる支援の提供
・地域で支援を必要とする人たちが生活を維持するための社会資源
【くろすの役割】
・地域の重度障害者、医療的ケアのある人たちの可能性を広げ、交流・体験を通した社会参加の場の提供
・自宅では困難な介護がくろすで提供されることにより家族の負担を軽減し、家庭生活が明るく健やかに継続されるための支援の提供
・重度障害者の社会参加と在宅生活を支える地域の社会資源
それでは・・・
理念の達成と役割を果たすためのいい仕事を見てみましょう!
2024年かしの木ケアセンター月間MVP
5月
かしの木ケアワーカー
車椅子で生活をしている利用者が農作業をしたいというニーズに応え、プランターで野菜を育てられるように環境を整え、利用者のやりがいにつながりました。それは利用者の特性に合わせた活動の提供によって可能性を伸ばすことができる”いい仕事”でした。
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6月
かしの木ケアワーカー
上野山さんは今自分がしている仕事として、「介護職はただ介護をするだけではなく、利用者のことを知り根拠のある支援を日頃の介助一つ一つで実践する専門職」であるということを学生に話してくれた。新卒でまだ仕事をはじめて2か月の職員がここまでしっかりと語れるのは、ブラザー(立道さん)が先輩としてしっかりと納得ができるような理由を説明し技術を教えることができるいい指導者であったから。それは人々の幸せを実現する専門職としての”いい仕事”でした。
7月
かしの木 主任看護師
雷が鳴って停電になった時、率先して施設内の安全確認をしたあと、くろすの様子も見に行ってくれた。チームワークを感じ、利用者の安全を想う行動でした。それは法令遵守、利用者の尊厳を守ること、また利用者が安心して健康で文化的な生活を送ることができるようなケアにつながる”いい仕事”でした。
8月
かしの木ケアワーカー
医療研修で正しく理解するために母国語に翻訳しながら読んで勉強していた。責任をもって取り組む姿勢は他の職員の見本となった。それは法令遵守、利用者の尊厳を守ること、また利用者が安心して健康で文化的な生活を送ることができるようなケアにつながる”いい仕事”でした。
9月
かしの木ケアワーカー
後輩が利用者の行動障害に困っていることを察知して、話を聞き関わり方のアドバイスをしていた。後輩の成長、利用者の安心できる環境に繋がる関わりだった。それは人々の幸せを実現する専門職としての行動であり、利用者の尊厳を守り、自分らしさを実現することにつながる”いい仕事”でした。
10月
かしの木ケアワーカー
薬局から届いた薬が入っている段ボールを運んでいたところ、「持ちます」と段ボールを代わりに運んでくれた。同じことが数回あり、他の職員に対する思いやりのある人だと感じられた。それは人々の幸せを実現する専門職として”いい仕事”でした。
12月
かしの木ケアワーカー
備品、衛生用品、消耗品の発注や管理を日ごろから責任をもってしてくれている。年末にかけて調達が難しくなる物品を、勤務外で調達の対応をしてくれていた。おかげで滞りなくサービス提供が行えてた。自身が出勤しない日などの事も考えながら業務にあたっている。利用者が安心して、健康で文化的な生活を送ることができるようなケアの提供につながる”いい仕事”でした。
2月
かしの木ケアワーカー
利用者の状態が変化していると察知し、正しい支援が導き出せるように情報共有と連携をして、支援を行っていた。良いチームワークの見本となっていた。それは人々の幸せを実現する専門職としての行動、施設利用者が安心して、健康で文化的な生活を送ることができるようケアの提供となる”いい仕事”でした。
3月
かしの木ケアワーカー
かしの木での日々の支援の中で、利用者の安全に配慮し他の職員の動きを把握しており、男女問わず職員に声をかけコミュニケーションを図っている。それは人々の幸せを実現する専門職としての行動となる”いい仕事”でした。
2024年くろす月間MVP
4月
くろす活動担当
視覚障害のある利用者にあった活動用具を自作しSさんに喜ばれる活動の提供をおこなった。それは利用者のニーズと特性を理解し、重度障害者の体験を通した社会参加の場を提供する“いい仕事”でした。
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5月
くろすケアワーカー
朝の申し送りの際に元気いっぱい大きな声で挨拶をしてた。1日の始まりに周りの職員を元気にしてくれ、クレドにある行動指針を積極的に実行している。それは人々の幸せを実現する専門職としての“いい仕事”でした
6月
くろす主任ケアワーカー
「音楽の日」を担当し利用者に楽しんでもらえるイベントを成功に導いた。準備から当日まで利用者とともに達成感を得られるプロセスも含めいいイベントになった。それは地域の重度障害者、医療的ケアのある人たちの可能性を広げ、交流・体験を通した社会参加の場の提供につながる“いい仕事”でした。
6月
くろすケアワーカー
「音楽の日」を担当し利用者に楽しんでもらえるイベントを成功に導いた。日頃からウクレレの練習に取り組む姿も前向きで、そうした仕事に対する姿勢は他の模範となっている。それは地域の重度障害者、医療的ケアのある人たちの可能性を広げ、交流・体験を通した社会参加の場の提供“いい仕事”でした。
7月
くろすケアワーカー
アクシデントやヒヤリハットがあった時、申し送り後だけでなくその場で声をかけるなどして、いつも事故防止につとめている。それは法令を遵守し誰からも信頼される組織を作る“いい仕事”でした。
8月
くろす看護師
食事介助の時間に、利用者の食事の様子を見にきてくれる。医療的ケアのある方の介助も多いくろすでは「看護師が近くにいてくれて安心!」とその行動に多くの職員が安心感を得ている。それは人々の幸せを実現する専門職としての“いい仕事”でした。
9月
くろすケアワーカー
医療的ケア(人工呼吸器)のある利用者の入浴支援において、利用者の特性を理解し適切かつ迅速に介助にあたることができた。他の介護士や看護師との連携もよくとれていた。それは医療的ケアのある方の生活を支える専門職としての“いい仕事”でした。
10月
くろす看護師
くろすの大切な記念日を覚えていてくれる、くろす想いのいい職員。開所記念日を覚えていてくれたおかげで、利用者さんに美味しいケーキを提供することができた。それは利用者の幸せを実現する専門職としての“いい仕事”でした。
11月
くろす理学療法士
いつも利用者に合わせた理学療法だけでなく、脳トレや音楽、絵画などの活動を提供してくれている。それはくろすの活動を充実させ、利用者の幸せを実現する専門職としての“いい仕事”でした。
11月特別賞
くろす職員のみなさん
くろすに実習にきた学生さんが「くろすの実習は今まで一番よかった」「くろすの職員さんにすごくよくしてもらえた」と感謝の気持ちを伝えてくれた。実習指導者をはじめ、くろす職員のみなさんの日頃の利用者に対する支援や態度、職員同士の良好なコミュニケーションによって未来の福祉人財に夢や希望を与える”いい仕事”でした。
12月
くろすケアワーカー
いつも利用者の小さな声にもよく気が付き丁寧に対応してくれている。クリスマス会でも写真を撮ったり食事の全体の様子をよく見てくれていた。それは利用者の尊厳を守り、自分らしさを実現する専門職としての“いい仕事”でした。
1月
くろすケアワーカー
一年間を通して3回の接遇研修を実施してくれた。また大橋さんの素晴らしい接遇はいつも他の職員の手本となっている。それは利用者の尊厳を守り、自分らしさを実現する専門職としての“いい仕事”でした
2月
くろすケアワーカー
帰りが遅めの送迎車を待つ利用者さんに優しく声をかけ散歩に連れ出してた。利用時間の最後の一瞬までしっかりとサービス提供し、利用者さんが満足できるように支援するその姿勢は、重度障害者の社会参加と在宅生活を支える、くろすの役割を果たす“いい仕事”でした。
3月
くろす看護師
利用者の受け入れガイドラインの更新について中心となって積極的に取り組んでくれた。ガイドラインができることで法令に則った正しい方法で、多くの利用者を受け入れる体制づくりができた。それは重度障害者の社会参加と在宅生活を支える地域の社会資源としての役割を果たす”いい仕事”でした